2026年4月7日「13フィート型・完全オフグリッド電源「電力BASE(PHB)災害医療コンテナ被災地提供のお知らせ」というプレスリリースを発表いたしました。
ヴィガラクス株式会社(以下、ヴィガラクス)は、商用電源や化石燃料に一切依存せず、過酷な環境下でも精密機器や通信設備を安定稼働させる、13フィート型・完全オフグリッド汎用電源ベース「電力BASE(略称:PHB)」の提供を、本日2026年4月7日より受注開始いたします。

電力BASE(PHB)は、Power Hub Base(パワー・ハブ・ベース)の頭文字をとった名称です。弊社のコンテナ技術で培った特許技術(伸縮式跳ね上げ架台)を実装し、現場に置くだけで2.88kWの大容量発電を実現。さらに株式会社クローバーテクノロジーズが提供する超大容量蓄電池と、Starlink等の衛星通信アンテナを設置できる専用マウントも標準装備し、高速通信環境の即時構築に対応しました。
人が常時立ち入る「建築物」ではなく、置くだけで稼働する「可搬型の大型設備(アプライアンス)」として設計されているため、確認申請等のハードルが低く、手離れ良く即座に自律型の拠点を構築いただけます。
開発の背景と解決する課題:恒久的なエネルギー・防災課題への回答
世界情勢の不安定化による石油価格の高騰や供給難は、建設現場やインフラ維持管理における深刻なコスト圧迫要因として常態化しつつあります。さらに、近い将来発生が予想される「南海トラフ地震」や、激甚化する台風・豪雨等の自然災害への備えとして、非常時の電源と通信網の確保は企業や自治体にとって喫緊の課題です。
従来のディーゼル発電機は、騒音や排気ガスの問題に加え、災害時・有事における「燃料の手配・運搬(ロジスティクス)の途絶」が最大のボトルネックとなります。ヴィガラクスはこれらの課題に対し、太陽光という持続可能なエネルギーのみで完結する本製品を開発しました。PHBを導入するだけで、燃料の制約に頼らない強靭な電源・通信拠点の確保が可能となります。
「電力BASE(PHB)」がもたらす圧倒的なユーザーメリット
1. 発電機では実現できない「静寂・無人・通信一体型」のオペレーション
騒音、振動、燃料補給の手間、不安定な出力といった発電機の課題をすべて解決します。
【完全無補給・高安定】無音・無振動で稼働。精密なIoTセンサーや自動ドローン運用に不可欠な「高
品質な電源」を無人で継続供給します。
【過酷な環境からの保護】窓なし・硬質ウレタン断熱施工の筐体は、精密機器を異常気象から守る「機
器専用の保護シェルター(設備)」として機能します。
【通信インフラの即時構築】Starlink Mini等の衛星通信アンテナを壁面に一体化設置できる専用マウン
トを装備。電源と超高速通信網の基盤をセットで提供します。
2. 【特許技術】限られたスペースで大容量発電(2.88kW)を実現する「伸縮式跳ね上げ架台」
13フィート(約4メートル)というコンパクトな輸送サイズを維持しつつ、現場で側面を展開することで、屋根3枚・側面3枚の合計6枚の高性能ソーラーパネル(合計2.88kW)を水平配置。コンパクトな筐体ながら圧倒的な発電能力を誇ります。
3. 「SuperBase V」による19.3kWhの蓄電力
ZENDURE社(米国)の超大容量蓄電池を採用。日本国内で株式会社クローバーテクノロジーズが日本総代理店として確かなサポート体制で提供するシステムを最適統合しました。
総容量19.3kWhの蓄電力により、無日照が丸2日間続いてもドローンと通信システムを維持可能。空調停止の緊急時には4〜5日間の電力維持が可能であり、災害拠点として極めて高いレジリエンスを提供します。
主要なユースケース例
【無電化地帯の建設・工事用電源】 山間部等の土木工事において、従来のディーゼル発電機に代わるク
リーンで無補給の仮設電源として稼働。騒音問題や燃料手配のコストを解消します。
【防災・通信ハブ】 停電地域におけるStarlink等の衛星通信基地局や、遠隔監視用PTZカメラへの独立
電源システムとして機能。
【インフラDX拠点】 外部に「DJI Dock 3」等の自動ポートを併設し、自動充電ドローンの運用・通信
用の電力を24時間無人で供給。
【無人計測ステーション】 河川水位計、土砂災害センサー、気象観測機器など、山間部における各種セ
ンサーの電源確保およびデータ送信拠点として。

基本システム構成・仕様
| 項目 | 仕様内容 |
| 製品名 | 電力BASE(Power Hub Base、略称:PHB) |
| コンテナ筐体 | 13フィート ハイキューブ(可搬型大型設備/窓なし、硬質ウレタンフォーム断熱) |
| 太陽光発電設備 | 高性能ソーラーパネル × 6枚(合計2.88kW/伸縮式跳ね上げ架台) |
| 蓄電設備 | ZENDURE SuperBase Vシステム(クローバーテクノロジーズ提供、総容量19.3kWh) |
| 環境維持設備 | 有圧換気扇(常時排熱)、エアコン(35℃以上で間欠運転制御) |
| 通信設備 | 衛星通信アンテナ専用マウント(壁面一体型設置)※Starlink Mini等の通信端末および回線契約はお客様手配 |
| 外部インターフェース | 各種外部コンセント |
※用途によって仕様をカスタマイズすることも可能です。
今後の展開
ヴィガラクスは今後、多様化する現場のニーズにお応えし、より盤石なオフグリッド環境を提供するため、以下の展開を計画しております。
1. 放射冷却素材を採用した「超・省電力モデル」の開発
コンテナ特有の課題である「夏場の直射日光による庫内温度上昇」を防ぐため、コンテナ外壁および屋根に放射冷却素材を使用し、さらなる省電力化を目指したモデルを計画中です。電力を使用せずに表面温度を外気温と同等以下に保つことで、空調(エアコン)の消費電力を劇的に削減し、創出した余剰電力をドローンのフライト回数増加や災害時の非常用給電に回すことが可能になります。
2. より大規模なニーズに応える「高出力モデル」のリリース
現在の2.88kW発電・19.3kWh蓄電の基本システムに加え、より大規模な消費電力のニーズに応えるべく、「高出力モデル」のリリースを計画中です。
3. 柔軟な導入を可能にする「支援スキーム」の拡充
多様なお客様がより導入・運用しやすい環境を整備するため、エンドユーザーへの貸し出しを前提とした「転貸借も可能なリースプラン」や、野外設置時の万が一の事故・自然災害リスクをカバーする「商品付帯式動産総合保険の付保」についても現在調整を進めております。
関係各社との連携のもと、今後も「置くだけで使えるインフラ基盤」の価値を高め、持続可能な維持管理と災害レジリエンスの強化に貢献してまいります。
【商標に関する免責事項】
※「Starlink」は、Space Exploration Technologies Corp.の商標または登録商標です。
※「ZENDURE」「SuperBase」は、Zendure USA Inc.の商標または登録商標です。
※「DJI」「DJI Dock」は、SZ DJI Technology Co., Ltd.の商標または登録商標です。
※その他、記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。本プレスリリースは自社開発のコンテナ電源システムに関するものであり、各通信機器の直接販売・転売を目的とするものではありません。
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
ヴィガラクス株式会社 広報担当:横山
電話:078-862-5543
メールアドレス:info@vigalux.jp
※「電力BASE」の詳細な仕様や、取材・撮影のご依頼など、お気軽にお問い合わせください。


